NORDIKA nisse ノルディカ ニッセ クリスマスリース
- 滝沢先生の簡単な自己紹介をお願いします。 -
母がとても花が好きで、子供のころから常に花を飾っている環境で育ち、学生時代に生花のフラワーアレンジメント教室に通い基礎を学びました。就職して数年間は事務の仕事をしていました。
その後アーティフィシャルフラワーやプリザードフラワーに出会い、種類の多さに魅了され、この材料があればなんでも作れる!と思い2002年頃にトピアリー専門ショップとして「ミツバチが集まってくるようなお庭」という意味合いの「ハニーガーデン」という名前のオンラインショップを立ち上げました。
- ノルディカニッセのファンと伺っておりますが、いつ何処で出会ったのでしょうか? -
結構昔から知ってました!
伊勢丹出展の時、隣の売り場にニッセがいて、いつも可愛いなぁと思ってて・・・。
その後自分でもニッセを買うようになって、これ絶対リースに乗せたら可愛いだろうなと思ってました。
- 滝沢先生の作品は、全体的に淡い色味が多いですが、あえて濃い色味は使っていないのでしょうか? -
私自身、見て癒されるような色合いが好みなのと、自然界にあるような色で作りたいと思っているので、
鮮やかすぎる色、派手な色ではなく落ち着いたナチュラルな色味を選ぶようになりました。
- 今回のノルディカリース2種の制作ポイント、コンセプト、使用しているモチーフの詳細を教えてください -
赤いニッセが持っている小さいリースは、ニッセが作ったイメージで作りました。
また、周りに配置したものはニッセが持ったリースが引き立つように、あんまりごてごてしないような感じです。プレゼントはニッセの赤と一緒で似合うなぁと思ったのと、持っているミニリースにも付いているゴールドの飾りは土台にも飾りました。
白っぽいボタンのような実は本物の「ユーカリ」の実でほんのりさわやかな香りがします。
グレーのニッセが持っている赤い実と白と緑の葉っぱは、リース本体についているものと一部同じものを持っているんですが、ニッセが自分で摘んできたイメージです。白い花やリボンも付けて可愛いデザインにしました。また、本物のシナモンがついていて、ユーカリより香りを感じる事ができますよ。白い大きな花は「ソラフラワー」と言って、ソラっていう植物の皮を組み合わせて、お花の形にしたものです。
葉っぱは一つ一つ向きを考えたり、どのような材料が合うか吟味しながら、手作業で付けています。
- ノルディカリースの構想~サンプル制作~本制作~納品まで、どのくらいの期間がかかっているのでしょうか? またご苦労された点があれば教えてください。 -
特にスケッチとかはせず、実際の材料でこれとこれが合うかなという風に色々合わせてみて、さらにニッセを乗せて、この葉っぱがしっくりくるとか、この松ぼっくりは違うな、とか考えながら決めています。
ニッセが持っているリースも10個くらい試作を作って、もっと濃い色がいいかなとか・・・。とても小さいリースなので土台は既製品にはなく、ニッセにぴったりなサイズにワイヤーをねじってを作り、その後葉っぱをつけています。リースが細かくて、ピンセットで作業するのが一番苦労しましたね(笑)
お話しいただいてから、デザインを決めて、そのあとも2か月くらいずっと考えていました。
先ず大きいリースに葉っぱを留める作業と、ニッセが持っているリースを同時進行で作り、一つ一つバランスを考えながらパーツを付け、最後にニッセを乗せる流れでした。
- ノルディカニッセファンと北欧雑貨ファンへのコメントがあればお願いします。-
私も北欧のぬくもりを感じるテキスタイルやモチーフが好きで、そういう生活雑貨に囲まれて暮らしたいと思い、少しずつ集めています。動物や植物のモチーフのものが特に好きで、自然と手にとってしまいます。
ノルディカニッセは存在感があって、1人でも可愛いですし、何人も並べても可愛い不思議な魅力がありますね。
今回は、リースの材料選びやデザイン、繊細で地道な作業のご苦労などコラボレーションリースの制作秘話をお伺いすることができました。リースには本物のユーカリの実が使われていて、爽やかな香りを実感いただけるかと思います。そんな滝沢先生のこだわりがたくさんつまったノルディカニッセとのコラボレーションリースをぜひご覧ください。