Flensted Mobiles(フレンステッド モビール)
モビールは、古くからデンマークの伝統手工芸です。 フレンステッドモビールは、1954年クリスチャン・フレンステッドと妻グレーテによって、アンデルセンの故郷でもあるフュン島で生まれました。 彼らの最初のデザインであるコウノトリ・モビールは、素晴らしい成功を治め、今でも世界中に飾られています。 現在は、彼らの息子オーレと妻のアーセによって伝統を守り、定期的に新作が発表されています。 フレンステッドモビールの共通の特徴は、タイムレス(時代を感じさせない)であり、代表的な作品として、鳥・魚・象などがあげられます。 特に象がモチーフの「エレファントパーティー」は、フレンステッドモビールを代表する作品です。 カラフルなシルエットの象達が、彼らの仕事場であるモビールセンターの屋根の棟に立っており、フレンステッド氏所有の熱気球「Aeris Elephantis」の中央部分には、12頭の巨大な象のモビールで囲まれています。 最近では、抽象的でモダンな作品が注目です。 オーレは、モビールの3つの動き(バランス・リズム・不変的な動き)は、モーツアルト・シンフォニーの律動に似ているとイメージしていました。 最高のモビールの動きは、正確なバランスポイントが必要となり、熟練の技によってそれが保たれているのです。 フレンステッドモビールは、さまざまな生活スペースに適し、僅かな空気をも掴むことができるのです。 音楽に夢中になるように、モビールのゆったりとした動きを眺めることは、ストレスに効く治療となっています。