Birger Kaipiainen(ビルガー・カイピアイネン)
フィンランド陶芸界の中で最もよく知られている一人です。アラビア社に40年以上に渡ってアトリエを持ち、活躍したビルガー・カイピアイネンは、色彩とファンタジックな図案を生かすのを得意としたデザイナーでした。陶製のビーズで装飾した鳥など、彫刻的、芸術的な作風で知られています。花が雨に濡れたような、みずみずしいカラーの洗練されたアートから、「The prince of ceramics」や「King of decorators」などと賞賛されています。1977年には、栄えあるプロフェッサーの称号を手にしています。