- 包装可
Grannas グラナス ダーラヘスト ( 15cm / レッド×レッド )
PREV
NEXT
-
10%OFF
-
10%OFF
-
10%OFF
-
10%OFF
スウェーデンの老舗の工房で丁寧に作られる、艶々のダーラヘスト
ダーラヘスト(ダーラナ地方の木彫りの馬)は世界中に知られています。1本の木片から手彫りで作られた馬のひとつひとつには、昔から伝わる農民絵画「クルビッツ」の流れをひく美しい花模様が施されています。ダーラヘストの原型となったのは、長い冬の夜、森の奥深くの小さな丸太小屋の暖炉の火の前で人々が作った木彫りの玩具でした。当時の人々は、たいていナイフ1本という簡単な道具だけを使い、子供たちのために玩具を作ったのです。なかでも多く作られたのが木の馬でしたが、それは当時の人々にとって馬が何より大切な存在だったからです。信頼できる友であり働き手であった馬は、冬場には森から大量の木材を引いて運び、夏場には農場の仕事をこなしてくれました。
昔ながらの制作方法は途中まで斧を使うというもので、このため馬の形は多種多様なものとなっていました。1922年、Grannas Anders Olssonは、はじめてノコギリを導入し、馬の型ブロックを作り始めました。ノコギリで基本的な大きさと形に合わせた馬を作り、それを手彫りで仕上げるようにしたのです。彫り職人のナイフと絵付け職人の筆は、いまもひとつひとつ個性のある馬を生みだしています。
発信国 |
SWEDEN |
---|---|
サイズ |
約H146×W144×D41mm (約126g) |
素材 |
木 |
原産国 |
made in SWEDEN |
ご注意 |
■ハンドクラフトのためサイズやデザインがイメージと多少異なる場合があります。 |
ブランド・プロフィール
Grannas(グラナス)
Grannas Anders Olsson(1896-1944)は、貧しい農家の9人兄弟の長男として育ち、早くから家計を助けるために働かなくてはなりませんでした。1922年、Olssonは家の作業小屋を拠点に会社を設立し、ダーラヘストのほか、糸巻、織機とその付属品、カーテンレールなどの製造を始めました。しかし、進取の精神あふれるこの若者は、まもなくダーラヘストの製造に専念するようになりました。各種サイズの馬の型ブロックを作り、ノコギリを導入したのです。このノコギリは電動ではなかったので、家族や村の若者たちが交代でこれを引く作業にあたりました。 Olssonは、まず適当な木材に型を使って馬の輪郭を描き、それをノコギリで切り出しました。こうして基本的な大きさと形の馬を作ると、それを彫り職人にまわしてひとつずつ手彫りで仕上げさせたのです。1939年のニューヨーク万国博覧会で、ダーラヘストの名はスウェーデンのシンボルとしてを一気に世界に広まりました。そして、Grannas Andresにとっては、この博覧会のスーベニアショップが大事な販売先となりました。1939年に生産した馬の1/4をニューヨークの万国博覧会に納めたのです。