Danish Christmas Seals デンマーク クリスマス シール（2019年 / 1シート50枚）

1904年から今日まで
毎年発売されるデンマーク郵便局のキュートなシール

1904年に郵便局員エイナー・ホルブル氏(Einar Holboel)のアイディアで印刷が始まった、デンマーク・クリスマス・シールの収益は、恵まれない子供たちの救済のために使われてきました。最初は結核に罹患した子供たちのために。そして今は、年間で1,000人のいじめや社会的孤立などを抱えた子供たちのために。彼らはデンマーク国内に5つある「クリスマス・シールの家」に10週間滞在して心身のケアを受けています。

2019年は、デンマーク北部のホーブロー(Hobro)という街にある「クリスマス・シールの家」の80周年記念です。インターネットの発達により手紙を送ることが少なくなってきた昨今、デンマーク・クリスマス・シールの収益は年々下がっているそうです。私たちが日本でこのシールを買うことで、遠く離れたデンマークの子供たちの力になれているのを考えると、なんだかこの切手の重みが違ってくるように感じられますね。

2019年のデザインは、『ハリー・ポッター』のデンマーク版の表紙を手掛けたアーティストPer Oluf Jørgensenによるもの。彼の見る者を魅了する独創的な作品は、彼の家族とハスキー犬たちとの森の中での暮らしがインスピレーションの源となっているのかもしれません。

クリスマスシールは、1904年から毎年クリスマスシーズンにデンマークの郵便局で発売されています。
※一つの図柄がシールの2〜4枚にわたり破線がないことがあります。

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